5年間家族で過ごした北海道を離れる事になりました。
荷造りに追われながらこの日記を書いておりますが、
改めて目には見えない【時間】というものの大切さ、
その偉大さを実感しています。
お金はやっぱり大切だし、それがないと生きていけないものだけれど
時間がなければ「あんな事をやりたいな」という夢も抱けないものだと。
だからこそ、この時期は一瞬で未来を失ってしまった多くの人たち、
その家族を思うと胸が苦しくなります。
必死に生きて、時間を積み重ねて、前を向いて来られた方たちの思い。
決して同じ気持ちにはなれないけれど、あの日を思い出して命の尊さを
かみしめたり、「自分もしっかり生きていこう」と考えることは大切だと思っています。
あの日、岩手で暮らしていた一人の人間として。
子供たちも大きくなり、自分たちの手で「引っ越し」の準備を進めています。
友達に会えなくなること。
春には、違う場所での生活が待っていること。
小さな胸で抱える不安は、きっと僕たち大人よりも大きいのだろうと感じています。
この日記を子供たちが読むことはないと思うのですが、家探しの過程では本当に
辛いことが重なり僕は子供たちの前で涙を流す場面がありました。
日も昇らない暗い部屋で、まだ10にも満たない息子が僕に寄り添ってくれたことを
一生僕は忘れません。
笑顔で支えてくれた娘と、一緒に心から悩んでくれた妻への感謝を、一生僕は忘れません。
大人になっても親父になっても、きっと間違いなく死ぬまでずっと悩んで、
頭を抱えて、焦って、涙を流す、そんな人生だと思うのです。
ただ、それ以上に思い出すだけで胸が熱くなるような時間の積み重ねがあって。
妻と子供、家族を持てたこと、僕が今ひとりではない事に本当に感謝がこみ上げてきています。
何かのきっかけや偶然で、出会えた方たちや、今もこうしてつながっていられる人たちに。
ずっと、ありがとう。一生懸命走っていくので、笑いながら見守ってやってくださいと。
何も返せませんけど、どうかくじけたり悲しくなったり急に寂しくなった時に、
「あいつもなんか必死に頑張ってるしな」と、一歩かかとを動かすきっかけになれたのなら。
雪に埋まった後ろ足を大きく上げて、春に向かって走り出します。
家族4人の足跡を残して、新たな場所へ。
これからの、春に皆さんにも素敵なことがいっぱい待っていますように。
お祈り申し上げます。
2024年03月13日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190813002
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190813002
この記事へのトラックバック
