2017年08月29日

【日記】Sくんとライトニング・マックイーン。

ご無沙汰しております、Muu.74です。
前回の日記から6カ月。随分と間が空いてしまい申し訳ありません。

我が家の子供たちも随分と大きくなってきて、育児という奴にも
随分と頭を悩まされるようになりました。
それはもう、単純に言う事を聞かない、とかそういうものではなくて。
この子たちの気持ちを考えた時に、どう答えればいいのだろうというか。

実際、蓋を開ければ我が家では当たり前のように「走るな」「うるさい」
「いい加減にしろ」という言葉が飛び交っているのですが、その目を
じっくり見つめた時に「あぁこいつら僕の子なんだな」と。

相手のした事が気に入らなくて、ついカツとなって手を出してしまった。
思い通りにいかなくて、大声を出してしまった。
伝えたい事がうまく伝わらなくて、罪もない物に当たってしまった。
ごめんなさいと謝れば済むのに、いつまでたっても意地を張っている。

ああ。
子供の頃、そんなのしょっちゅうだった。
30過ぎた自分にだって、そんな事ある。
その度に、情けないなあって自己嫌悪になる。
そんな大人から生まれた子供が、器用にできるだろうか?

だから最近、「わかるよ」という言葉を言うようにしています。

「どうしても買って欲しいんだろ、家にある玩具じゃ駄目なんだろ?」
「お父さんも子供の頃よくそうやって泣いたし、どうしても、どうしても
 それが欲しいっていう時あるよ」
「わかるよ」
「カッコいいもんな、お父さんだって欲しくなるよ」

ねだり倒して買ってもらったライトニング・マックイーンのステッカーを
ボロボロにしてしまった事。
それを突っ込むと、息子はこう切り返した。

「あたらしいマックイーン、かえばいいよ」
「まえのは、ぽい、すればいいよ」

「じゃあ、Sくんがケガしたら、お父さんも新しいSくんと交換していいかい?」
「おもらしをしない、なんでも言う事を聞いてくれるSくんと交換していいかい?」

Sくんは嫌だ嫌だと泣いて抱きつきました。

Sくんが、営業マンである僕を口説き倒して買った玩具のひとつひとつ、その
トークをお父さんは覚えているよ。

「あたらしいやつだよ」
「しゃべるんだよ」
「おとがなるんだよ」

そのマックイーンは、雨の中どしゃぶりのディズニーランドでお父さんが不機嫌になって
お母さんと喧嘩した時に買った奴なんだよな。
その後皆で仲直りしたっけ。

「思い出は」
「買えないんだよSくん」
ちょっと難しかったかな、と思ったけどきっと解ってくれると思った。

Sくんがマックイーンと同じくらい大事にしている、ラーメン屋さんでもらったおまけの
ミニカーが調子が悪いというので寝ている間に直してあげる事にした。

他の仲間たちと遊べるように、顔を付けてあげた。
明日の朝、Sくんを驚かそう。

君が毎日、僕をアッと驚かせてくれるみたいに。
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posted by Muu.74 at 22:18 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記