2014年02月07日

日記のようなもの。

仕事の都合で東北に移り住んでから、もうすぐ9年になろうとしている。

仙台は、いい町だった。

盛岡も、とてもいい町だと思う。

旧い友人達と久しく顔を合わせていないのは残念だし、嫁には不便をかけている事も少なくないだろう。
地震のことーこの土地に来ることが無かったら、怖い思いをせずに済んだかもしれない。

ただ、本当に良いことも悪いことも積み重ねて今日が出来上がっているのだと感じる。

毎日、笑って暮らせてる。

この土地で、新しい家族にも恵まれた。


10代、20代の頃本当に人生が嫌になった事も幾度もあったけれど、思い悩んで踏みとどまった結果がこれだ。

何かの間違いで死ななくて良かった。
若さは、時として選択肢に目隠しをしてしまう。

例えば我が子が、いつか大きくなって「お父さん、私もう辛くて死にたい」と言われたら何をしてあげられるだろう。

自分がそうじゃないとは決して言わない、世の中には人の痛みに気付けず心無い事をする人が大勢居るのだ。

君のお母さんは、「私の為に死ねる、なんて人は信用しない。私の為なら、何があっても死なない、嘘でもそう言って欲しい」みたいな事を言ってたんだよ。
好きな人を置き去りにして残りの人生を任せるのでは無くて。生き続ける覚悟を持って欲しいと。

いつか君にも大切な人との出会いが訪れますように。
親への感謝なんて、本当に実感するのは誰かを本当に好きになったその後だと思うよ。

何かを成し遂げて、生き続けてこられた事に喜べた、その後だと思うよ。
好きな人への思いは、何より生きる力をくれるから。
それは、昔から生き物に仕組まれてる力だからとても、とても強いものだよ。


君が小さな手を振って僕を見送ってくれた朝。

お父さんは、それを確信したんだー。
posted by Muu.74 at 11:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記